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2011.06.11

東北大震災


あの東北大震災から3か月が過ぎました。未曽有の大災害、多くの犠牲者の方々が、日本中そして世界の人々にも、その心に一石を投じたことは間違いありません。限りなく大きな一石、人類の意識の転換期の幕開けを告げる一石ではないかと思います。

これまでどれだけの嘘に塗り固められた安全神話に、私達は安住してきたことか。物欲、利権に血眼になっている、そしてそういう自分を振り返ることすらしない人々が、世界を牛耳っている現代においては、末端でつましく地道に、自分の本分を黙々と果たしている人々は弱者にされてしまう、この不条理。

しかし、表舞台に立つことなく、いわゆる「おてんと様に恥じない」生き方をしている人達の、穏やかな優しい偉大さ(おかしな表現でしょうか)。こういう人達は決して雄弁ではありません。でもその姿そのものが、多くの人々の心を動かすのですね。あぁ、この方達は本当に神様に愛される人なんだな、と心底思いました。

愚直なくらいの穏やかさ・優しさ・・・、マハトマ・ガンジー、宮沢賢治の例を挙げるまでもなく、真に強くて世界を動かすのはこういう人々なのです。

それにしても、私も含めて人間という生き物は、どれだけ多くの犠牲者を目の当たりにしないと目が覚めないのでしょうか。

2011.06.10

本格推理小説の世界



私は大の推理小説ファンです。小学校時代の江戸川乱歩ものに始まって、王道のシャーロック・ホームズシリーズ、クリスティ、ヴァン・ダイン、エラリー・クィーン、クロフツ、横溝正史、鮎川哲也、法月倫太郎、綾辻行人、作家だけでも挙げればきりがありません。松本清張、西村京太郎に代表される社会派推理小説にはあまり食指が動かないのですが(敬称略)。

推理小説では大抵名探偵が登場しますね。そしてワトソン役も。ストーリーもさることながら、推理小説の魅力は、この名探偵のキャラに負うところが大きいと思います。本格派推理小説には「論理性と怪奇性のバランスが大切」と、どなたかが言われていましたが、確かにどちらかに偏った推理小説は、読み続けるのが苦痛になります。何事もさじ加減なんですね。

私が一番好きな推理小説作家は「島田庄司」氏。彼の仕掛ける謎は特級品ですし(あまりに壮大過ぎるので非現実的との批判もあるようですが)、人間模様も胸に沁みるものがある作品が多いです。その中でも一番好きなのは「奇想天を動かす」。

また、彼の作品に出てくる名探偵「御手洗潔」という人物、これがまた素晴らしいです。単に頭脳明晰というだけでなく、一見冷徹な顔の裏に人間の影の部分をよーく知り尽くした優しさがあって、実に魅力的です。

私自身が目が疲れやすくなるにつれ読書することが少なくなったせいもあるのでしょうが、最近島田氏の作品にお目にかかれませんが、執筆活動はされているのでしょうか。私の中では一昔も前の話ではありますが、島田氏は今どうされているのか、消息を知りたいな。

2011.06.09

イライラは月のせい?


 もともと月は地球の一部だったそうです。ある学説で、遥か太古の時代に大きな天体が地球に衝突して、そ    の時に地球の一部が吹き飛ばされ、それが月となって地球の周りを回るようになった、ということです。

  最も地球に近いのでその大きさのせいもありますが、天空に輝く星々の中でも、月は人間にとって何か特
  別なものがありますね。心理面でもですが、実際に月の満ち欠けで満潮干潮があるわけですし、女性の 
  生理周期と一致するということもあります。

占星術では、「月」はその人の潜在意識と深くかかわる天体なのです。無意識、論理的思考ではどうにもならない衝動、でも本人は案外気付いていない。そして、最も本人が安らげる状況を教えてくれるのが、ホロスコープ上の月です。地球にしてみれば、本来自分の一部であったものですから、自分と同質のものです。人間を地球の縮小版と考えてみれば、月と自分の心が同調して何の不思議もないことです。

「ついたち」とは「月立ち」つまり新月のことだそうで、物事の始まりを意味します。それから少しづつ月は太っていき、一五夜の満月となります。新月で始まったことがこの満月で完成するという流れです。この流れがそのまま私たちの生活のリズムともなっています。満月や新月の日は出産や人が亡くなることが多い、とはよく言われることです。

新月や満月はリズムの転換の時なので、その前後は人間の心身に変調をきたします。不安定になるので普段なら何でもないことが気になったり、落ち込んだり不安感や焦りでイラついたり・・・。恋愛面では、疑心暗鬼のあまり「もうあなたを信じられない!」なんて、深刻な事態にもなりかねません。

要するに月のリズムのせいなのですから、2、3日もすると嘘のように気分が変わるはずです。月のせいなのね、と流しておきましょう。ちょっとばかり私達の人生にイタズラもするかもしれないけど、それでも満月の美しさは格別でしょ?
 

2011.06.08

占星術と科学



科学的根拠を盾にして、「占い」というものに批判的・懐疑的な人は多いですね。占星術を例にとってみると、遠い宇宙にある水星や金星などの天体が、地球上の人間に影響力を持つはずがないというわけです。潮の満ち引きや、満月の夜の狼男など、月に関してはその影響はある程度市民権を得ているようですが。

占星術の起源とされるバビロニアの大昔には、地球上の生物と天体との結び付きは広く信じられていました。100年近く前になりますが、1928年にドイツ人女性化学者リリー・コリスコ氏が、その信憑性を裏付けるために実験を開始したのです。天体はそれぞれ象徴する人物・物・色・場所・金属などあるのですが、土星は金属では鉛を象徴しています。そこで、コリスコ氏は、土星の食(太陽や月によって隠される、つまり地球にその影響力が届かない)の時の鉛の精製状況を調べたのです。

結果、食の時は鉛が結晶化しない、そして食が終わると結晶化するということを発見したのです。この後、多くの研究者のよってこの現象の正しさは立証されています。

アメリカの金属関連の企業では、このような天体の影響力を取り入れて金属の精錬を行っているそうです。また、月が蟹座・蠍座・魚座といった「水」のサインにある時期に野菜を植えると、牡羊座・獅子座・射手座といった「火」のサインの時期よりも収穫が増えることが確認されたため、農業においても天体の影響力は活用されていると言います。

科学万能の現代では、何事も科学で立証されたものでないと胡散臭がられるものですが、欧米では占星術は科学的なものとして認められているんですね。確かに大統領やその夫人が、お抱えの占星術師の鑑定結果によって物事を決断していたと言いますし・・・。

2011.06.07

脳内革命



もう10数年前になりますか、「脳内革命」という本が話題になったことがありましたね。著者は春山茂雄さんという東大医学部卒のお医者さん。「脳から出るホルモンが生き方を変える」という理論には、本当に目からウロコ的に感動しました。振り返ってみると、私の生活はこの本に書かれていることにかなり支えられているみたいです。実行できているか否かは別にして。

本書にあるマズロー博士の5段階の人間の欲求の中で最高位の「自己実現の欲求」、つまり「なれる可能性のある最高の自分になりたい」という願望に従っている時には、β-エンドルフィンという脳内ホルモンが尽きることなく分泌されて、最高の幸福感に満たされると言います。そして、これこそが脳内モルヒネというほどの快感ホルモンで、常にこのホルモンを出せるような生き方をしていれば、心身ともに健康でいられるとのこと。

確かにポジティブでいつも幸福感に満たされていれば、ストレスもなく活性酸素にやられることもなく、免疫力も高まりそうです。でも、私が最も感動したのは、人間には「自己実現の欲求」という崇高さがあるということ、そして、その欲求に従うことで至福感に浸れる仕組みを人間の脳内に創造した、偉大な存在があるということです。Something Great、神、宇宙の意思・・・、呼び方は何でもいいのですが、何か大いなる存在がいてくれる・・・。

ちっぽけな人間、ジタバタせずに大いなる存在のもとで、流れのままに素直に生きていけばいい・・・。そう思えて、ふぁーっと、とっても安らぎます。上のお馬さんも一生懸命走ってますが、きっとβ-エンドルフィンがこんこんと湧き出ていて、至福に浸っていると思いますよ。ホント、楽しそうだもの。

      

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病気を "disease" と言います。 "dis" とは「非」「不」 のこと、"ease" は「安らぎ」「寛ぎ」のことです。安らげなくなった結果が病気なのですね。
 

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